水を使わないからできる、
SAPもSAFも活かした高吸収不織布

吸水・吸湿・繰り返し性能を一枚に。
衛材から医療、輸送、産業まで幅広く対応。

資料ダウンロード 近日公開予定

エアレイド不織布は、低密度で空隙ある構造により、吸水性・吸油性・吸着性・吸音性・吸湿性・吸放湿性など、さまざまな場面で高い吸収力を発揮します。
パルプを主原料とすることで、コストパフォーマンスに優れた吸水性能を実現し、
さらに高吸水性樹脂(SAP)や高吸水性繊維(SAF)を配合することで、吸水力・吸湿性が飛躍的に向上します。

Features

SAPとは?SAFとは?

SAP(高吸水性樹脂)

高吸水性樹脂(SAP)は、アクリル酸を主成分とする高分子ポリマーで、水と接触するとイオン交換により膨潤し、ゲル化します。
このゲル構造は水分を内部に保持し、圧力を加えてもほとんど水を離さないため、保持性能に優れています。
SAP単体では、蒸留水で自重の数百倍、生理食塩水でも約40倍の吸水力を示します。

さらに、吸水後の液戻りが少ないため、紙おむつや生理用品などの衛材に不可欠な素材です。
乾式製法であるエアレイド法では、SAPを均一に分散させることが可能で、シート全体に高い吸水性能を付与できます。
配合量を調整することで、吸水速度や保持力をコントロールできるのも特長です。

SAF(高吸水性繊維)

高吸水性繊維(SAF)は、SAPを繊維化した素材で、ポリマーの吸水特性を維持しながら、繊維構造による形状保持性を付加しています。
吸水後も型崩れしにくく、端面からのこぼれ落ちがほとんどないため、シートの安定性に優れています。

また、SAFは吸水性だけでなく、吸湿性や繰り返し吸放湿性にも対応します。
相対湿度の変化に応じて水分を吸収・放出するため、調湿材や防湿用途に適しています。

さらに、薄物でも粒状感が少なく、柔軟性を保てるため、産業資材や特殊吸水用途での設計自由度が高い素材です。
SAF配合率を増やすことで、吸水量や吸湿速度を調整でき、温湿度変化に対応する性能を持たせることが可能です。

Technology

エアレイドならではの吸収力の理由

エアレイド不織布は、水を使わない乾式製法でつくられるため、SAPやSAFといった高吸水性素材をシートに均一に配合できます。
さらに、低密度で空隙が多い構造が液体や湿気をすばやく取り込み、保持する仕組みを生み出しています。

この空隙構造は、吸水だけでなく、吸油・吸音・吸湿・吸放湿など多様な吸収性能を発揮する要因です。
用途に応じて坪量や配合率を調整できるため、衛生材から産業資材まで幅広いニーズに対応可能です。

Performance

吸収力の秘密

 

吸収性能は、素材の組み合わせと構造によって大きく変わります。

パルプを主原料とするエアレイド不織布は、もともと高い吸水性を持っていますが、SAP(高吸水性樹脂)やSAF(高吸水性繊維)を配合することで、
さらに性能が向上します。
例えば、蒸留水や生理食塩水での水平吸水量試験では、SAP配合シートは自重の数十倍以上の水分を保持し、圧力を加えてもほとんど水を離しません。
SAFを加えることで、吸水後の形状保持性や繰り返し吸放湿性にも優れた結果が得られています。

詳しい数値やグラフは、オフィシャルサイトサイトでご確認いただけます。
吸収状態の挙動も動画で公開。

Application

用途事例

こんなところで活躍します

SAP(高吸水性樹脂)を配合したシート

衛材用途:紙おむつ、生理用品、パンティライナー、軽失禁パッド等の吸収体
→ 特長:高い吸水力、圧力下でも水を離さない。

防災用途:吸水する土嚢シート(緊急時の水分保持材)、簡易トイレ用吸収シート→ 特長:大量の水分を短時間で吸収。

SAF(高吸水性繊維)を配合したシート

調湿材・産業用途:輸送梱包時の湿度調整、電気制御ボックスの結露防止
→ 特長:吸湿性+繰り返し吸放湿性。

医療・特殊用途:湿度管理が必要な医療資材や精密機器保護材
→ 特長:形状保持性、粉体脱落の懸念低。


Blog

素材選びに役立つ情報(技術ブログ)

「ちょっと知りたい」を叶える技術情報。

SAPやSAFの特長、性能の違い、用途別の選び方を、開発担当者に役立つ視点でお届けします。

高吸水性樹脂(SAP)とは?シート化技術で広がる活用方法と用途
  • 2025.11.26
災害トイレの快適性を高める吸収体技術とSAPの活用方法
  • 2025.12.12
吸水性に優れた不織布の素材。高吸水性を実現する製法やSAP・SAFの配合による効果
  • Coming Soon

CONTACT

お気軽にご相談ください

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください

お電話でのお問い合わせはこちら

平日 9時〜17時 王子キノクロス株式会社 営業本部